乾燥のピークを乗り切るための冬のスキンケア
気温や湿度がぐっと下がり、お肌にとって1年で最も過酷な環境になる1月〜2月。
この時期のスキンケアで健やかな肌を保つことは、紫外線が強くなる春の肌対策にもなり、憧れの美肌へのカギとなります。
ここでは乾燥や湿度がピークとなる1月〜2月のスキンケアのポイントをご紹介します。この記事を読んで、一緒に過酷な肌環境を乗り切りましょう。
■1月〜2月のお肌は1年で最も過酷な環境!?
1年の中で気温が最も低く、乾燥のピークも迎える1月〜2月。
この時期の肌は、乾燥による肌のハリ不足やシワ・肌荒れや粉ふき、気温低下による血行不良から顔色が悪くなるなど、見た目の影響がたくさん。
さらにエアコンと外気の寒暖差による、肌のゆらぎや新陳代謝(ターンオーバー)の乱れがおこり、「刺激を感じる」「古い角質が残ってくすんだ印象になる」などの肌悩みも出やすくなります。
この時期の肌ダメージが過剰に蓄積されてしまうと、紫外線や花粉が増える春の気候に耐えきれず「敏感肌」「ゆらぎ肌」につながるため、早めに対策しておくことが大切です。
■乾燥のピークを乗り切るには?
乾燥がピークであるこの時期は、いつも以上にしっかりとしたケアが大切です。過酷な状況に負けない&健やかな肌を作るためのポイントを2つにまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね。
(1)「整える」
乾燥がピークである1月〜2月はお肌が乱れがち。
・乾燥により毛穴やシワが目立つ
・角質が硬くなる
・新陳代謝(ターンオーバー)が低下し古い角質が残りやすい
・寒暖差でお肌がゆらぎやすくなる
しっかりスキンケアをしたいと思っていても、いつものスキンケアが「肌になじみにくい」「刺激を感じる」といった状態では、理想の肌に向けたスキンケアができません。
とはいえ、慌ててスキンケアを変更しなくても大丈夫。健やかな肌作りをするためにも、まずは明らかに刺激を感じるものは使用を控えましょう。その上で、いつものスキンケアがなじみやすいよう導入美容液をプラスする、アルコールや香料・着色料を避けたスキンケアを意識してやさしくお手入れをしましょう。
まずは、スキンケアがお肌に届くよう「整える」ことがファーストステップです。
(2)「保つ」
この時期のお肌は「保つ」力も低下します。
・寒さのピークによる皮脂腺の働きが低下
・油分不足により水分が蒸散しやすい
肌は乾燥すると、これ以上乾燥しないよう皮脂を分泌して肌を守ろうとします。しかし気温が最も低くなるこの時期は、体は体温を維持するためにエネルギーを優先して使うため、皮脂腺の働きが悪くなり油分が不足しやすくなります。
乾燥が最もピークのこの時期は「水分」「油分」ともに足りず、お肌はカラカラ。正しいスキンケアで「保つ」肌作りが何よりも大切です。
まずは、刺激を与えないようやさしく洗顔・(1)で整えた肌に化粧水や美容液でたっぷりと水分を与えましょう。次に皮脂分泌が少ないこの時期は、いつも以上に乳液やクリーム・オイルなどでしっかりと油分を補い、水分が逃げないようにしましょう。
また紫外線は乾燥を招き、更なる肌トラブルを引き起こす原因となるため、日常的な紫外線対策も大切です。繊細な肌でも使いやすい、紫外線吸収剤やアルコール・香料や着色料などを使用していない日焼け止めを使用するといいでしょう。
■乾燥のピークに負けない肌へ
1年で最も乾燥がピークとなりお肌にとって過酷な環境でもある1月〜2月。この時期のケアをしっかりすることは次の季節への肌準備にもつながり、憧れの美肌への第一歩にもなります。
今回ご紹介した「整える」「保つ」ケアを心がけて、乾燥による肌ダメージを貯めない、トラブル知らずの肌づくりをしていきましょう。
*パラベン・鉱物油・アルコール・合成香料・合成着色料